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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年05月17日

ハート○○は実は三作目

 久々の映画ネタですー。
 今回は趣向変えてアメリカのパロAV「ハートファッカー」です(^q^) 18禁描写は載せないよ!一応全年齢だし!



 言わずと知れたハートロッカーのパクリですね。原題はなんちゃらアイアンだったような気がしますが心底どうでもいいです。
 ちなみにハートアタッカーなる映画もありますが、割とそっちは見れるので……暇でしたらどうぞw

 いつもはあらすじ載せてますが、今回はパロAVということでシナリオなんてあってないようなもんです(^q^) 戦地の兵士が、故郷の思い出を思い出すときにエロシーン入れるくらいでしょうか……どこなのか皆目検討つかないですし。
 
なんかの訓練所ですかね…… ヘリしょべぇ。

 装備を見てみましょうw
    

 3CデザートにM4……? キャリハンが固定式なのでXM177E2系ですかね。レールハンドガードついてますが。プロップの関係ですかね。MINIMIはPARAになってます。バイポッドどこやったし。
 ガバメントちゃんは、君フロントサイトなくね……? フルアジャスタブルサイトだからいいんですかね。っつーか、かけてるの普通のグラサンなんだけど大丈夫なのこれ。まぁ私物ということでw

 民兵(多分イスラムっぽい感じの)人たち
  
 割と……RPGは中々いいですねぇ。ダイナマイト……

 次からはあらを見ていきましょうw
 とりあえず字幕から。メニューには選択画面すらありませんでしたw
 
 とりあえず誤字チェックくらいしましょう。RGPて……野朗は間違ってないのかな?


 あと特殊効果メンドクサイのかわからないですが、M203の弾道とRGP……の弾道が一緒ってどういうことなの(^q^)

 総評としては、文句言いながらもそこそこ楽しめるというかw 日本のドラマよりはしゃんとしてるかなーって感じですね。というかこれパロAVとしては完成度高いですよ、マジで。日本も見習わないと……戦国自衛隊みたいな感じで。
 難点としてはエロシーン飛ばしたら15分くらいということでしょうか…… エロシーンの質はご自身で確かめてくださいw  


Posted by 智葉  at 21:47Comments(0)映画

2011年03月21日

Amazonで売ってないでゴザルよキテレツー

 久々にスマッシュヒットな映画を見たのでご紹介。


 「ゾンビ・クラッシャーズ 最凶ヴァンパイア軍団」です。
 もう題名だけで糞映画臭が画面の外まで漂って来ます(^q^) 提供は彩プロ……。しかし彩プロはなんであんなに虫を推してるんでしょうか。何見ても予告があれですよね。

あらすじ
 休日を利用して、学生達は湖の側までバカンスを楽しみにやってきていた。しかし、ホテルには誰も居ない。不信に思う彼らだが、そのままホテルで夜を迎える。そして深夜、彼らは女性の一人が寝室で襲われたのを皮切りに、何者かに襲われてしまう。反撃も空しく、女性二人を残して学生達は正気を失ったゾンビのような集団に殺害されてしまう。
 その時、ホテルに一台のバンが猛スピードで突っ込んでくる。そこからは現れたのは重火器で武装した兵士の一団だった。彼らは手にしたLMGやアサルトライフルで、手際よくゾンビ達を殲滅して
いく。話を聞くと、彼らはヴァンパイア。牛の血を飲んでひっそりと暮らしていたが、仲間が狂牛病にかかり、このような正気を失った姿になってしまったという。
 彼らは仲間を失いつつも事態の収集のため動き始める。増え続ける感染者に対抗する術はあるのか……

 あらすじ書いて思ったんですが、内容薄いですなこの映画……。結局解決しないですし。というかゾンビじゃない……狂牛病にかかったヴァンパイアというなんかリアルなようでリアルじゃない設定。
 いやまぁガンアクションはそこそこですよ!ですよ!褒めてあげたいくらい。
 
 銃がM4にC-MORE付き、PARAMINIMI、シャッガンですな。C-MOREはLMTサイトと一体のやつですね、あんまり映像では見ないですねぇ。つーか女の人筋肉やべぇ
M60はどうも実包撃ってるような……気のせいかなぁ。

バレットも撃ってます。粉塵の上がり具合からほんとに撃ってるんじゃないですかね……。うーむ。


 装備はLC-2が基本ですね。リーダー格がチェストリグですが。LBVの迷彩じゃないやつもあるのか……。あぁ間違ってもジャケットの兵士みたいなのは出てきませんw どこからパクったあの画像……

あぁあとミリブロ的には……

 と、トラヴィスさん!MAGPULがこんなところにも!


 あ、いやまぁ死ぬんですが。というかあんた外に居なかったか?きっとあれですね、タクティコーな動きでゾンビ?を翻弄したんですねわかります。  
タグ :彩プロ


Posted by 智葉  at 21:59Comments(0)映画

2010年11月28日

フェイトちゃんと一緒にエスプレッソに絵を書きたい

連日更新です(^q^)

 今回のネタは『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 』です。
 私のブログではアニメ映画は二つ目ですね。一つ目はダグラムですが。差が激しい……


フェイトちゃん可愛いペロペロ

 ミリブロなんで一応説明しとくと、所謂魔法少女モノのアニメなんですが、ちょっとこいつは毛色が違います。例えば、3期になるとキャラクターに階級が付き、しかも呼び方が「一尉」とか「空戦魔道士」とかになるミリタリー好きのアニヲタ歓喜アニメなのです。
 まぁこれは1期の劇場版なんで普通に少女ですが、戦闘シーンがまるで戦闘機の空戦です。というか監督がそう言ってた。
 ま、普通の作品紹介はどこでもしてるんで、そういうところに目をつけていこうと思います。


あらすじ
 目を覚ますと、そこには何も無い無機質な空間が広がっていた。頬を照らすのは一台のスタンドライト。消耗した体を包むベッドは、まだ海水の乾ききらない髪の毛で少し濡れていた。
 身を起こすと、全身ににぶい痛みが走った。前の戦闘で疲れきった体は休息と治療を欲していたが、私にそれを実行に移す余裕はなかった。泥のように眠ったおかげで、魔力だけは回復していた。体の痛みや疲労は精神力で黙らせるしかない。
「バルディッシュ……」
 ところどころ欠けた三角形のデバイスが、返事をするように明滅する。彼女に残されているのは、もうこのデバイスしかなかった。使い魔であるアルフが居なくなったのは心配だ。この体では、アルフがいなければ索敵もままならない。しかしその心配も無用だった。彼女……『なのは』と言っただろうか。果たし状めいたものが寄越された。「ジュエルシードを掛けての戦い」。私を「フェイト」と呼んでくれた、自分と歳が変わらない少女。その子が私との決着を望んでいる。
 ベッドの端に置いてあった写真立てを手に取る。そこに映っているのは仲の良さそうな親子。プレシア母さんと自分。その親子が映っている。優しい母親の記憶が蘇る。しかし、最後に優しさを受け取ったのは何時だっただろうか。最近はそれよりも仕置のほうが多い……。
「ダメだ……そんなことどうでもいい」
 母さんが私につらく当たるのは、私がダメなせいだ。言われたことの守れない、いけない娘。期待に答えなきゃいけないんだ。
『オートリペア終了』
 私はその言葉を聞いて、デバイスを腕につけベッドから立ち上がった。
「行こうバルディッシュ」
 決着を付ける。私は勝たなきゃならない。勝って、優しい母さんに戻ってもらうんだ。それだけだ……それだけ……。
 「友達になりたい」敵なのに、私を助けてくれた少女はそう言った。私に真摯に向かってくれた少女。そんな子にさえ私は刃を向けるのか。しかし、彼女も私と戦うのを承知の上で決闘を申し込んだ、その気持。
「決着をつけよう」
 少女のことも。ジュエルシードのことも。戦いで全てが決まる。
「全力を尽くす」
 デバイスが形状を変え、光り輝く戦斧となって私の手に収まった。
 自分の中で気力がみなぎってくるのがわかる。決意がそうさせたのかもしれない。
 私は身を翻して、恐らく二度と来ないであろう寝所を後にした。


全然あらすじじゃないですね(^q^)

ま、そこは置いといてレビュー行きましょう。いつものように全体の流れはスルー。

主人公である高町なのはは砲撃型魔道士というおっかない肩書きなのですが

魔法少女ですかこれ……羽根ついてるけど明らかにキャノン系だよねこれ。なんか戦術とか言ってるし。

空戦シーンは圧巻です。少女がステッキ(というなのキャノンとビームセイバー)を持って暴れ回るのですが。


簡単に言うと、少女が音速突破したり、捻り込みして相手の後ろを取ったり、プガチョフコブラで後ろを取ったりしてます。果てはまるで射撃練習場を横から撮ったような絵も出てくる始末。最近の魔法少女は進んでますなぁ(棒

この作品にはライバル同士の主人公格キャラが二人いて、白い方がなのは、黒いほうがフェイトちゃんなんですが


圧倒的にフェイトちゃんのほうが可愛いです。(異論は認める)
う、うちに養子にきてくれー!

まぁミリ要素だけ抜きましたが、面白いですよこのアニメ。原作アニメはなんというか前半間延びしますが……元エロゲスピンオフだししょうがないという意見も。

さて次はジャンプブーツ話題ですかね。  


Posted by 智葉  at 01:39Comments(4)映画

2010年11月10日

M14よりもSKSカービンを所望する

 ブラックオプスの話ね('A`) プレイ動画見たときにM14がSKSカービンに見えてガタッ!となったんですよ。ノーマルM14なんてゲームであんまり見ないからなぁ……

 まぁそれは置いといて今回も映画ネタですね。ほんとはトンプソンの話をしたいんですがまだ届いていないので。
 題名は「ザ・バンカー 巨大地下要塞」です。




 なんだがジャケットがすごいことになってます。きっと巨大なドイツ軍の陣地にアメ公がエアストライカーとか使って攻めこむ映画なんだ!それで最終的にはスコップとか火炎放射器とかで地下要塞の中を掃討戦!アミー供をやっつけろ……なわけがなかった。

あらすじ
 ある西部戦線。アメリカ軍による攻撃で前線は総崩れ。第13機甲師団に所属する兵士達はアメリカ軍の攻撃を受けて後退。とあるバンカーに立て篭もることになる。
 司令部からそこを固守するように命令が下るものの、バンカーには中年兵と少年兵が一人づついるだけ。武器弾薬もなく、あるものは機関銃二丁とライフルだけであった。
 下士官の一人が、弾薬も少ないこんな状態ではとてもここを守りきれないと上司である中尉に食って掛かる。いい案が浮かばない中、少年兵は地下に弾薬庫らしき施設が存在すると兵士達に話す。だが、中年兵は言った。そこには大昔に生きたまま埋められた病人の怨霊が眠っている、だから近づかないほうがいいと。
 その夜、一人の兵士が地下に降りていく中年兵の姿を目撃する。不審に思った兵士は密かに中年兵を尾行するのだが……

 えーと簡潔に言いますと、要塞は巨大ではないです。どちらかというと、作中でも触れられていますが弾薬庫といったところがせいぜいでしょうか。一応電気も通っているようで、それだけの用途とは思えないですが。
 実はこの映画を知ったのは2002年発売の腕マガジンでして。ずっとレンタル開始しねーかなー……と思ってたら、急に開始したので慌てて借りてみた次第です。
しかしこの映画、方向性がよくわからないですね……生きたまま埋められた怨霊が出てくるわけでもないし、戦うのは発狂した仲間だし、途中で脱走兵を撃ち殺すフラッシュバックが出てきたり…… まぁでも観ててつまらないというわけではないです。動きもあるし、閉塞感による恐怖の演出も及第点でした。
 そして何より

 

 軍装が割としっかりしている! 大体こういう映画ってドイツ軍(笑)な格好なんですが、これは気合入ってますね。
 末期らしくヘルメットに迷彩ペイントが施されているのがわかります。スプリンター迷彩のカバーをかけている兵士もいますね。
 マガジンポーチもMP44用とMP40用でしっかり別れています。
部隊の設定としては、東部戦線の機甲師団が西部戦線に転用されたって感じですかね……。装備もいいので装甲擲弾兵の一部かしら。

 で、MG42も大迫力。
 
 連射速度が速い……!ベルトリンクもきちんと給弾されてるし、ラフェッティに載せられているしで文句なしですこのMG。これがなかったら危うく糞映画だよ!

 で、まぁ総評としてはしょんぼり映画のそしりは免れないですが、クラウツ好きな人は見といて損はないです。まぁ内容も個人的には好き。
 やはり小道具一つにとっても、きちんと考証したりきっちりしていると内容も締まって見えるのですね。邦画にもそこらへん頑張って欲しいです。  


Posted by 智葉  at 01:31Comments(0)映画

2010年10月25日

チョコチップ迷彩って効果あんのかね

久々に映画ネタです。
今回の映画は「スリーキングス」

湾岸戦争モノ……ですが別に戦争それ自体というわけではなく、停戦後の話ですな。
つーかジョージクルーニー……久々に見ました。でもこれ1999年の映画なんですよね。私がジョージクルーニーの出るような映画をあんまり見ないというのもあるかw

あらすじ
湾岸戦争終結後のとあるアメリカ軍基地。そこで投降兵の武装解除を行っていたバーローは、イラク兵から地図を没収する。それを見たゲイツ少佐はそれがイラクがクウェートから奪った金塊の在処だと断定。一時的に軍を離れ、その金塊を強奪することに決定する。
ほどなくして彼らはある小さな町に着く。そこでは食料の補給は止められ、住民が皆飢えている状態であったが、ゲイツ達はさしたる関心も持たず井戸に隠されていた地下施設へと進んでいく。そして、目論見通り地下施設にはロレックスや金塊がわんさと貯蔵されていた。フセインに反乱を起こした者も一緒にだ。
イラク軍は当初は協力的な姿勢を見せたものの、反乱分子の処遇をめぐってゲイツと対立。ついには戦闘に発展してしまう。そして車両は破壊され、バーローも捕まってしまうが、ゲイツら三人は反乱分子に匿われるという事態に。そこでゲイツ達はアメリカが彼らに何をしたのかを知ることとなり、反乱分子に協力するようになるのだが……。


率直に言うとジャンル分けが難しい映画です。コメディ要素もあるし、社会風刺もあるし。前半はコメディ多めですかね。まぁ後半でもラグビーボールでヘリ落としたりしますが。

コメディ要素を例で出してみると

金塊を運びだすのにヴィトンの鞄を使ったりします。
アフガン系の難民がヴィトンの鞄持って行動するのは中々シュールです。



イラク軍はウッドランド迷彩でしょうか?なんだかよくわからないですが。
湾岸戦争ということで米軍は皆チョコチップ迷彩です。最近の米軍はACUですが、ACUって映画ではあんまり見ない?ですよね。

あとなんか一人の兵士が変わった銃を持ってました。

調べてみるとThunder5というショットシェルも撃てる銃みたいですねー。なんでこんなもん持ってんの……?護身用に人気と聞きますが。あぁそうか……家から持ってきたとかでしょうか。

個人的にツボったのはこいつ

いや昼間だから今……。いくら使ったことないからって……。増幅管が痛む!
つーかヤバイのはお前だ。  


Posted by 智葉  at 21:23Comments(2)映画

2010年10月12日

メーサー車がカッコ良すぎるから困る

最近自分の周りでにわかに特撮ブームが巻き起こってます。で、私も小さい頃に劇場で見たゴジラを見返すことに。今回はそのうちの「ゴジラ対キングギドラ」を紹介しましょう。


余談ですが、ずっと今まで「ゴジラ対メカキングギドラ」と勘違いしてました。どんだけメカ好きなんだよ私。

あらすじ
1992年東京。放射能汚染によって誕生した怪獣ゴジラに悩まされていた日本に、突如として上空に謎の飛行物体が現れる。偵察にでたヘリは撃墜され、日本政府はただちに現場に自衛隊を派遣。ゴジラに続き、異星人の侵略という第二の恐怖に苛まれるかと思われた。
しかし、飛行物体に乗っていたのは未来人であった。彼らは、日本が将来ゴジラによる核汚染で大打撃を受けることを政府に告げ、それを自分達が過去を修正することでゴジラを歴史から末梢し、日本が壊滅状態に陥るのを未然に防ぎに来たと語ったのだ。テレポートなど、数々の未来人である証拠を突きつけられた政府は未来人の申し出を受諾する。
そして未来人とともに代表としてと数人の現代人は1944年のラゴス島へと降り立つ。そこでは太平洋戦争のただ中であり、アメリカ軍と島守備隊が凄惨な戦いを繰り広げていたのだった。
事前の調査でゴジラはビキニ環礁の核実験により誕生したことが分かっており、ラゴス島にはゴジラになる前のの恐竜がいた。そしてその恐竜はまるでよそ者を追い払おうとするかのごとく米軍を全滅に追いやり、自身も深手を負ってしまう。未来人達は、恐竜をベーリング海の奥にテレポートさせ、恐竜は核汚染を受けることがなくなり、ゴジラ化することは未然に防がれた。
しかし、現代に戻った彼らは衝撃の事実を知ることになる。確かにゴジラは消えた。が、新たな怪獣、キングギドラが姿を表したのだった……。


平成ゴジラシリーズとしてはビオランテに続く三作目ですね。個人的には劇中歌が一番好きな作品です。劇場公開時には私は二歳だったので、見たのは再放送ですかねー。劇場で見たのはメカゴジラからです。

この作品はビオランテの大人すぎる内容を反省し、かなりSFチックになっています。
まずは未来人から

未来人のメカカッコいい……最近こんなセンス見られないですよ。母艦もUFO!って感じの外観で清々しいです。
レーザーライフル?もセンス抜群。こういうのが未来の銃なんだよな、最近は変に時代が追いついてきてるから困る。

ゴジラ映画おなじみの自衛隊も出てきます。

1991年の映画なので若干装備が古いです。サンダーボルトとかどこにもってくつもりだよ……。75式自走多連装ロケット発射機なんかは退役してますからね。

で、劇中で1944年にタイムスリップするのですが

そこそこ頑張ってます。私が詳しくないせいかもしれないですが違和感はあんまりないです。

アメリカはというと……

まぁそこそこといったところ。トンプソンの先についてるのはなに?カッツコンペンセイターにしてはでかいし……。 一応1944年ということでランチャーはM9A1にはなってます。装填動作とかはないですが。
気になったのはM1小銃使ってるやつがいないということ。プロップが無かったのかな。

最後は自衛隊の最終兵器、メーサー殺獣光線車!

もう超かっこいいです。なんでゴジラこれ浴びて平気なんだよ……畜生。
ん……?なんかメーサー戦車デカくね? よく見たら車高ビル5階くらいあるし。 前面に展開してる戦車ちっさいのか……? ぶっちゃけモゲラのプラズマメーサーキャノンくらいあるような。

あぁ……モゲラの話してたらみたくなってしまった。もう一回観よう。  


Posted by 智葉  at 01:59Comments(0)映画

2010年09月15日

おいらは淋しいサバゲーマー

くっそうキャプテンフューチャー見てぇ……再放送してくれないかなぁ。



今回は新規作品ではなく、以前紹介した「第9地区」ネタでも。前回は試写会のレポートだったので画像無しでしたが、DVDが入ったので銃器レビューしてみます。映画自体のレビューは過去記事をどうぞ。

南アが舞台ということで、ご当地?銃がいっぱい出てきます。

この二つは映画で見たことないですな。共にダネル社製で左からNTW、ネオパップPAW-20ですね。NTW劇場で見たときは何これコブラ砲……?と勘違い。ネオパップは20mmランチャーらしいです。XM29系ですかね。


MNUの装備はこんな感じ。FAL狙撃銃仕様とかモスバーグとか。あとシンガポール軍が採用しているCR-21が制式採用銃みたいです。前回のレビューでF2000とか書いてる私……恥ずかしい。


劇中に出てくる傭兵部隊。研究施設ではM10、外ではガリルSAR。AKも口径変えてあるみたいです。マグがガリル用になってるがわかります。余談ですが、CR-21のランチャー装備はなんか色々折れそうで見てて心配になります。

ナイジェリア人ギャング達は意外に良い装備持ってるみたいですね。

二枚目はAA-12……?トラック野郎の持ってるブルパップ銃もよくわからん。あぁ知識不足。
にしてもギャングの持ってるAKは何かしら個人的改造が施されていて中々リアル。改造といってもストックとかにゴムつけてあるとかその程度ですけど、なんかこう民兵らしさが際立つというか。正規兵では余り見られないのでしょうか、こういうのは。


第9地区を今回見なおしたわけですが、やっぱ面白いですねこれ。戦闘シーン激しいし。でも絶対女の人とは見れないですな……。お茶の間が凍りそうです。父親は多分こういうの好きでしょうけど。  


Posted by 智葉  at 01:55Comments(2)映画

2010年09月07日

真実は、見えるか

今回紹介するのは戦争映画……というかアニメですが。たまにはいいよね。

「太陽の牙 ダグラム」 監督:高橋良輔

元は1983年に75話編成で放映されたアニメです。今回紹介するのはその劇場版ですね。
私の年齢的に見てるはずのないアニメなのですが……。当時はリアル系ロボットアニメとして人気あったそうですね(プラモ的な意味で)私はプラモとか全然やらないですけど。
上の画像は有名だと思います。知らない人がいるでしょうから言っておきますが、この絵出てくるの1話の一番最初です。主役メカですよ一応。

あらすじ
惑星デロイアと地球。両惑星はお互いに台頭の立場にあるとは言い難かった。デロイアは植民地時代から数えて有に150年間地球に搾取されており、独立政府を持つには至っていなかった。一方で地球は鉱物資源のみならず食料資源も40%以上をデロイアに頼っており、さらには既得権をみすみす手放すはずもなく、デロイアを独立させようなどとは微塵も思っていなかった。
そんな時、デロイアで軍事クーデターが起きる。フォン・シュタイン大佐は部隊を率いて議会を掌握、自ら独立正規軍と称し地球に独立を迫ったのだ。
事件は特殊部隊投入によって収束に向かう。その中には地球代表であるドナン・カシムの息子であるクリンもいた。そしてこの事件は大佐が議会の独立派にそそのかされて起こしたということになり、独立派議員は全員逮捕。大佐は騙されていたとして無罪放免に終わるどころかデロイア政府側代表という地位を得ることになる。これはドナン・カシムと大佐による独立派勢力のあぶり出しとその阻止が目的だったのだ。
大佐が代表に就任すると、デロイア各都市でのゲリラ狩りが一層厳しいものとなっていく。それを目の当たりにしたクリンはドナンに対しデロイアの独立を認めるよう説得を試みるが、一蹴されてしまう。そしてクリンは独立派のリーダー的存在であるサマリン博士と出会う。サマリン博士と話す内、クリンは自分のなすべきことを見い出し始める。
そしてクリンは、独立派が開発したコンバットアーマー「ダグラム」に乗り込み、デロイア独立のために戦うことを決心したのだった。


高橋良輔作品ということで、メカ描写もさることながらミリタリー要素濃いです。というか現実的というか……燃料を敵から強奪する話が2回くらいあるし。というか整備員も敵部隊から拉致してくるという荒業。まぁ整備員はデロイア人なんですけど。


75話を80分にまとめるということでかなり短縮されてます。というかなんか歴史資料みたいな感じ。戦闘シーンとかはカラーですけど。というかロッキー達との出会いとか全部端折られててワロタ。


メカカッコいいです。つーかダグラムのカラーシーン少ない……。そして作中に出てくるコンバットアーマーがこの画像にあるだけと、あと二、三機というバリエーションの無さ。カスタム機とかは出てくるんですけど。あとイカっぽい奴とか。劇場版には出てこないです。
携帯有線ミサイルで撃破されちゃうので、スパロボに出たら瞬殺でしょうね……高橋作品こんなんばっかやで……。あ、例外的にガリアンは強いか。


高橋良輔作品といえば千葉繁。レイズナーとガサラキ以外の作品には出てます。フェスタは完全に無かった事にされているようです。



この劇場版には二つ特典がついてまして、一つはこの「DOUGRAM VS ROUNDFACER」


メカのディティールが若干違うのかな……?ソルティックちょっと丸いような。


火星での話らしいので宇宙にも行けます。

これはテストフィルム版なので30秒しかありませんが、本当は150秒らしいです。そして3D製作という時代を先取りした収録方式。ダグラムは未来に生きてるな……。見たことある方っていらっしゃるんですかね?



そしてこのDVDを買う理由にもなった「チョロQダグラム」も収録されています。


まぁこんな感じです。凄い無理矢理感を感じる……。


ナレーションはもちろん千葉繁。ほんとこの人合ってるな……流石やで。


駆動方式がゼンマイはいいとして、ダグラムは紐を引っ張るとか……。他になんかあっただろ!


最終的にこうなるわけですが。これも劇場版公開時に配布されたみたいです。完全変形で。

正直ダグラムをちょびっとでも知っていればチョロQなんて単語出てくるわけないのですが……。これはファンとして見るしかないですよ、ハイ。まだ尼で売ってる筈です。マケプレですけど。


そしてこれを書いてる現在3時半……そろそろ寝ます。  


Posted by 智葉  at 03:25Comments(3)映画

2010年09月03日

アメリカ映画での州兵のヤラレ役度は異常

あの駄作と名高い(私はそこそこ好きですが)AVP2でも全滅してましたしね……。あ、でもミストでは活躍してたか。

今回紹介の映画は「アンドロメダ・ストレイン」です。1971年公開のアンドロメダ……のリメイクですね。映画というかテレビドラマを再編集したもののようです。あーだから何回も暗転が入ったのね。

あらすじ
とある人里離れた田舎町。町に住むカップル二人が郊外で天体観測をしていると、そこに宇宙から衛生が落下してくる。それを拾った二人は、エンジニアでもある消防士の元へ行き、中身を確かめることに。
一方、落下した衛星を探知した政府は回収チームを現地に派遣する。が、現地に派遣された兵士が見たものは、路上に横たわる町の人々の姿だった。一人の生存者を発見するも、兵士達も絶命してしまう。
偵察機により惨状を目にした政府は、直ちに生物兵器対策チーム「ワイルドファイア」を招集。メンバーを完全防護の上、現地に派遣した。メンバーはそこで生き残っていた成人男性と、赤ん坊二人を救出。メンバーは、かねてより建設されていた研究施設へと場所を移すと、そこで研究を開始する。調べる中で、住民を死に至らしめた細菌が、地球上のものではないことが判明する。さらには現地から回収した衛星は現代の科学力では生成できない物質で造られていたのだった……。


原作とアンドロメダ……はどちらかというと理科系映画で、アクションシーンとかはほとんどありません。が、この映画は娯楽性を重視して、様々な演出を凝らしているのが特徴です。お暇な方は両方ご覧になることをオススメします。
なんかネットではひどい言われような映画ですが……。私はどちらも面白いと思うんですけどね。あ、でも原作小説読んでないな。読んだら印象変わるのでしょうか……うーん。

ま、そんなことは置いといて、ここはミリタリーブログなので見所は兵器にあり!紹介したということは結構な兵器や装備が見れます。
大体州軍ですが。


州兵肩アーマーついててカッコいい!体中これでもかと言わんばかりにACUです。どうやらこの作品はTASCヘッドセット押しのようで、あとに出てくるPMC?っぽい人たちもつけてます。


途中でジャーナリスト追いかけてた方。劇中では特にPMCとは描かれません。特殊部隊なのかね。

珍しいところで言えばRQ-1でしょうか。

MQ-1の可能性もなきにしもあらずですが。あぁ……サバゲに投入したい。

流石のアメリカ軍も鳥には勝てないようです。

ストライカーに戻ればいいのに……。  


Posted by 智葉  at 01:15Comments(5)映画

2010年08月30日

F-14VS零戦

今これ書いてるの深夜二時ですが書く気がある時にやらないとやらなくなるので、頑張ってレビュー。


今回の映画は『ファイナル・カウントダウン』(The Final Countdown)です。SFチックなミリ映画と言ったところでしょうか。

あらすじ
国防省からの査察官、ラスキーを乗せた空母ニミッツは真珠湾を発進し、太平洋上で航海を続けていた。
すると、予報にはなかった雲が艦を追うようにして発生する。着艦のために進路を変更できないニミッツは、為す術も無くその雲が発生させた嵐へと取り込まれてしまう。そして艦に異変が生じ始める。
全員がショック状態から目を覚ますと、そこには変わらぬ海原が広がっていた。ただし随行していた駆逐艦の姿は無く、司令部とも通信は繋がらない。入ってくるのは旧式化した暗号文だけだった。
状況把握のため真珠湾に偵察機を飛ばすと、航空写真に写っていたのは1941年に失われたはずの戦艦群だった。さらに警戒機から零戦を発見するとの情報が舞い込んでくる。そう、空母ニミッツは1941年の過去に放り込まれたのだ。

この映画はどうやら本物の空母ニミッツで撮影されているようです。1979年といえば竣工から3年と経ってない新型艦ですよ、ええ。アメリカさんは太っ腹ですなぁ。
内容は戦国自衛隊っぽいタイムスリップ系SFなのですが、正直F-14とかいっぱい出てくるのでシナリオどうでもいいというか……こんなんばっかだな。 あ、いやシナリオも面白いですけどもちろん。


画像で表現するのは難しいので、実際見てみるのをオススメします。ビュンビュン飛んでますよ、ええ。

途中で着艦フックが降ろせない機が、ネット着陸をするシーンがあるのですが。

あれって人力で引きずりだすんですね……知らんかった。というかこれ撮影用にやったんでしょうか。相当危険なはずですが。

それとA6イントルーダーですが

空中給油機型もあるとは知りませんでした。洋上で展開するのに陸上機の支援が受けられるとは限らないですもんねぇ。

あとこの映画の見所として、F-14と零戦21型の格闘戦があります。

これレストアした実機ですかね……?機銃は流石になんちゃってでしょうけど。



零戦頑張れ!


ヒャッハー!おらおら最新型の味を堪能しな!


\ (^o^)/ っつーか零戦一機にAAミサイルぶち込むアメ公って……大人げないなぁ。戦力的にはブラシア空軍のほうが上か……

エリア88とか好きな世代の方は見て損はしないと思いますよ。クルセーダーとか出てくるし。トムキャットだし。正直内容はフィラデルフィアエクスペリメントと一緒じ(ry

最後に零戦に乗ってたパイロット

ん……?なんか違和感。 調べてみたらどうも韓国の方らしいですね。日本語の発音上手でしたけど。  


Posted by 智葉  at 02:46Comments(3)映画

2010年08月05日

戦争のはらわた

久々の映画ネタです。今回の作品はサム・ペキンパー監督の「戦争のはらわた」(原題Cross of Iron)

ずっと以前から見たかったのですが、ソースがビデオくらいしかなく、そして高価だったので見れずじまいでした。で、Amazonさんから「これお前好きなんじゃね?」とか言われて再販したのを知ったわけです。
尼で1200円くらいなので持っていない方は是非どうぞ。

あらすじ(ジャケ裏から若干転載)
第二次世界大戦の東部戦線、ドイツ軍はソ連軍のスチームローラーの前に劣勢を強いられていた。百戦錬磨の古参兵、シュタイナー伍長の戦線も例外ではなく、陣地には連日迫撃砲や榴弾が打ち込まれる有様だった。
そこに、南フランスからシュトランスキー大尉が転属されてくる。彼は自主的に東部戦線に志願してきたのだった。理由は一つ、鉄十字勲章を手に入れることだ。シュトランスキーはプロイセンの職業軍人の出で、対するシュタイナーは軍の規律をしばしば無視し、戦功からこれを黙認されているような兵士であり、互いに対立を深めていった。
そして、度重なるソ連軍の攻撃の前についにドイツ軍は最後の時を迎える。シュタイナーの部隊にも撤退命令が出るが、シュトランスキーはこれを黙殺。結果シュタイナー率いる小隊は最前線にとり残されてしまう。孤立した状況で、小隊は生き残るために友軍の前線へと合流しようとするのだが……


最初は記録映像から始まります。

おもしろいのが、進むにつれて段々負け戦になっていくということ。最初はⅣ号戦車の躍動するシーンとかですが、最終的には敗北主義者扱いになった者が吊るされているシーンになります。


シュタイナーとシュトランスキー
 
鉄十字勲章をつけてるのがシュタイナー、小奇麗なのがシュトランスキーですね。
シュトランスキーは南フランス帰りらしく拳銃はベレッタ……?を持ってます。



装備も末期感が漂ってます。でもヘルメットには迷彩カバーが付いているのでそこそこという感じ。後期はヘルメットに直接ペイントとかいう話を聞きました。
エンムズィィーはラフェッテに乗っかってます。安い映画だとラフェッテなかったり。



キャプチャ画像では表現しにくいですが、サム・ペキンパーお得意のスローシーンが多用されてます。ワイルドバンチでもそうですが、機関銃で兵士をなぎ倒すのが上手いです。


気になった兵器類でも

お馴染みT-34-85ですが、これ実車ですかね……?エストニアの泥の中から発掘された個体でも動いてたらしいし、動くことは動くと思いますが……いっぱい出てたしなぁ。
戦闘機はなんでしょうねこれ。コルセア?逆ガルなんてソ連機にはなかったような。レンドリースされたんですかね。
後ろに写ってるのはSd Kfz 231でしょうか。タイヤの数が判ればいいんですが


今回の再販にあたって、変更点が一つありました。それはジャケット絵が違うということ。

以前の物はこのシーンが切り取ってありました。こっちのほうがいいよねぇやっぱ。看護婦なんていらんかったんや!

あと観終わって思いましたが、邦題合ってますね……レッドダウンの記事の時に絶対に許さないとか言ってゴメンなさい(´;ω;`)  


Posted by 智葉  at 18:42Comments(2)映画

2010年04月30日

邦題ってなんで映画の一部分しか反映ないのだろう


今回紹介するのは「スナイパー・バレー」(原題Mörderischer Frieden)です。初のドイツ映画。ドイツ映画ということで、主役はドイツ連邦軍ですよ! ミリものとしてはすごく珍しい……と思います。

あらすじ
KFORの部隊として紛争地帯に進駐したドイツ連邦軍は、現地の民族間対立による虐殺行為を防ぐためセルビア人の保護を行っていた。ある日、避難してきたセルビア人達を基地内に収容していると入り口で看護婦を狙った狙撃事件が発生する。主人公のカピエルスキー軍曹は腕を撃たれた看護婦を守るために、一人の同僚とともに狙撃手を撃退するが、狙撃手はなんと年端もいかぬ子供だった。
その後助けた看護婦と親密になっていく中で、世界大戦の時から続く民族対立に軍曹は足を踏み入れいていく……

あらすじ書きづらいなぁ……。90分くらいの映画だし、すぐにネタバレになってしまうので今回はこれで許してください。
映画としては中々予算もかかってるし、B級とまではいきませんが、ドイツ映画としては及第点といったところでしょうか。見てて早送りしたくなるほどではないです。まぁシャワーシーンモザイク無し※ただし野郎に限るですが……。
で、まぁ映画の出来はこの際置いといてこの映画の見所はなんといっても「映像でみるドイツ連邦軍」につきます。(アルバニア人とセルビア人の対立とかも興味深いのではありますが)

最初のパトロールシーンでは贅沢にも戦車と装甲車付きです。
 
レオパルド2A4……?とフクス装輪装甲車。ストライカーじゃないよ!(ストライカーは4輪なので見分けつくと思いますが)

フクスについては結構資料価値があるかも。

内部の映像とハッチ辺りの描写があります。双眼鏡は何使ってるんでしょうかこれ。あとMG3が車載器銃としてセットされています。M2なんていらんかったんや!ドイツ製最高や!

ドイツ連邦軍ということで、当然G36祭り。ドイツ連邦軍サバゲーマーとしてはイヤッホゥな内容ですよ。
 
90年代末期ということで、装備はへちょいです。IDZ装備というわけでもないですし。でもまぁ最近のドイツ連邦軍の画像見ても、サスペンダー装備の人たちはいるみたいなのでそれほど旧式というわけではないですが。

リフレックスサイトが……!

へーこんな風に見えるんだ。私のARES製二階建てスコープは買った瞬間に壊したので……(電池ケースを出したら針金がもげた)

G36的には皆バラバラ……?基地警備にはG36C、一般部隊はG36って感じに使い分けているのでしょうか。そこらへんはよくわからないです。

ただヘリの人のG36は思い切りプロップですね。ハイダーは変だし、なによりストックに変な穴空いてるし。というか軍ではレールは全部つけるのが流行りなんでしょうか。お前ら何をそんなにマウントするつもりなんだ。

あと気になったのはこれ

ストックにODテープ巻いてますね。現地での古参兵の知恵袋的な何かですな。真似しようかしら……。  


Posted by 智葉  at 15:12Comments(0)映画

2010年04月12日

ロシア映画は緊張感が薄いというか……

やべぇ、更新一週間も滞ってた……。金がないから何も買ってないし、しょうがないよね。


今回の紹介は「ニュースメーカーズ」(ロシア・スウェーデン製作)です。提供はかの有名なアルバトロス!!B級映画好きには大変馴染み深い会社であります。
アルバトロスは、キワモノ系映画を多く取り扱う映画配給会社。映画のキャプチャ画像を駆使して、大作映画のように見せる程度の能力。

あらすじ
モスクワ市内。現金輸送車襲撃犯を張っていたスミルノフ少佐達だったが、警らの警官のせいで犯人らと銃撃戦になってしまう。結果、親友を含む自らの仲間5人を失い、さらに偶然居合わせたカメラによって恐怖で泣き叫ぶ警官の姿が撮影され、警察の威信は丸つぶれとなってしまった。
このままでは警察のメンツが持たない、そこで広報担当のヴエルビツカヤ大尉は特殊部隊のヘルメットにカメラをつけて突入の様子を中継するという案を提示。前例の無い試みであったが、上層部はそれを了承する。
一方、スミルノフ達は犯人達の痕跡を辿り、ついに一味のアジトを突き止める。偶発的に戦闘が発生するが、そこへヴエルビツカヤが率いる特殊部隊が到着。そして程なくしてカメラをつけた特殊部隊が団地へと突入するが……

アルバトロスレーベルということで、あんまり期待はしていなかったのですが意外にこいつは楽しめました。なんといっても冒頭の銃撃戦は「ヒート」のようだといえば大げさですが、そこそこ迫力のある映像に仕上がっています。役者の銃の扱い方もしっかりしていて、ミリ好きにも納得の出来。邦画も見習って欲しいものです。


街中の銃撃戦度は満点。しかしロシアの強盗は皆アサルトライフル持ってんだな……。やっぱり軍が横流しにしたりするのでしょうか。最近でも森の奥に戦車隊が作れそうな程の機材が放置してあったそうですし……。ソ連崩壊のゴタゴタでしょうかね、やっぱり。


男の子大好き武器庫。こんな感じのいかにも~なアジトって憧れますな。さりげなく置かれているRPG-18はなんだが新鮮です。こういうとこに置いてあるのは大体RPG-7なのですが。


しかしロシアの警察には歩兵戦闘車まであるみたいですね……。FFVとしてはまだ分かりますが20mm機関砲は何に使うつもりだよ。


団地に入った後はそこまで銃撃戦がある……とは言い難いですが、結構戦闘シーンはあります。終始押されっぱなしですが。

何故団地に入った後戦闘が少ないかと言うと……犯人達が終始和やかに人質と一緒に食事したりネトゲしたりで特になにも要求等はしないからです。


和やか?な食事風景。団地で共同戦線を張ることにした殺し屋二人も一緒。片方はスチェッキン使ってました。

   
警察に至ってはなんか寿司食ってますが。テメェら任務中だろ!

全ての原因はこいつにあります。


ヴエルビツカヤ大尉。この糞野郎無能のおかげで掃討作戦がテレビ番組と化します。隊員が飲む水を一社が独占したり、知り合いの寿司屋に頼んでデリバリーしたり……。映画見てるとこの顔が出てくると無性に腹が経つという仕様になれます。長官の「人が死んでるんだぞ!」の一言で解任されるのでいい気味です。

そういえば特殊部隊の面々ですが。やっぱロシアの特殊部隊はなんか垢抜けないというか……MOLLE臭がしないので。なんか普段の特殊部隊と違って新鮮。

 
ヘルメットかっこいいなぁ。

後気になることと言えば狙撃班の装備。

この兵士はAKにACOGをつけてるように見えます。へー西側光学機器も使うんだ。ACOGにブースターつけることもあるんですね。


L96?持ってる!というかそれ以上に隣のスポッターがMP7を持ってることに驚き。試験的に導入してたりするんでしょうか。


まぁこいつらも寿司食うんですけどね!すげぇ醤油使ってる……。


今度は宇宙戦争ZEROでもレビューしようかな……。GSRー!はやくきてくれー!  


Posted by 智葉  at 22:55Comments(0)映画

2010年04月02日

ウォーゲームと聞いてデジモンが出てきたあなたは同世代

デジモンはぼくらのウォーゲームしか見てないけどね!


さて今回紹介するのは「ウォー・ゲーム」1983年製作です。戦争映画というよりは、SFよりの話ですな。
ずっと積み映画として眠っていたのですが、北斗の拳を見終わってしまったので一番面白そうなこいつを見た次第。

あらすじ
あるミサイル管理施設。ここではソ連の攻撃に備えて配備している核ミサイルを、二人の兵が管理していた。すると、突如ミサイル発射指令が下る。発射コード、命令共に間違いは無い。が、しかし一人の兵は発射を拒否する。もう一人が銃を突きつけて発射をするように脅しをかけてもその兵はミサイルを発射することが出来なかった……。
話はNORADへと移る。会議では基地司令官と技術将校が議論を重ねていた。抜き打ちで行われた「果たしてミサイル要員は有事の際ミサイルを撃てるのか」という調査の結果、実に22%もの兵がミサイルを撃つことができないということが判明したのだ。技術将校はその結果を元に「ミサイルの発射権限は機械に委ねるべき」と進言。将軍は反対するも、結果的には大統領にその案は承認され、ミサイルの使用はWOPRシステムにより管理されることとなった。
シアトルに住む主人公は、若干高校生ながらも学校のホストコンピュータに侵入して成績を書き換える程度の能力を有するハッカーだ。ある日、雑誌の新しいゲームの広告に目をつけた主人公は、そのプログラムを盗みだそうと画策する。その過程で主人公は一風変わったコンピュータに接続してしまう。そのコンピュータには終末戦争シュミレータが搭載されており、主人公は遊び半分でそのゲームを起動してしまう。そのコンピュータとは、WOPRシステムに他ならなかった。
そしてNORADでは、次々とソ連ミサイルの警報が鳴り響き始める。将軍はそれをコンピュータの誤動作と見抜き、シュミレータを起動させた主人公を逮捕する。首謀者の逮捕によって事態は収束するかと思われた。が、その時ディスプレイに無数のソ連原潜とICBMが表示される。人間の制御から離れたWOPRは、終末戦争プログラムを実行しようとするのだが……


第三次大戦……とは微妙に違いますが、なんかターミネーターみたいな話です。高校生が国の防衛ネットワークに電話回線で接続するという、今では考えられないネタですが、実際放映当時は「このようなことは断じてない」と軍が声明を出す程現実味があったらしいです。
83年製作ということで、コンピュータがテープ式だったりします。主人公がもっているコンピュータもOSなにそれ美味しいの状態のもの。


なんとまぁ懐かしいFD……いや、私は実物を使ったことはないですが。一応ダイヤルアップ世代ではあります。あのピーガーダダダダとかいう奴。あれはネットやってると電話使えないんですよね……。私はそのせいで降りしきる雨の中を徒歩で帰った記憶があります。
IMSAIというコンピュータの詳しい内部はこんなんだそうで……。基板が死ぬほどでかいですね。というかこの時代にもグラフィックボードとかあったんですな。用途がエロゲくらいしか思いつかないですが。

あとはNORADの内部が出てきます。

左が作中の画像。右が2005年の画像です。20年以上立つと設備がかなりシェイプアップしますね。違う部屋かもしれませんけど。
私の中でNORADと言えば宇宙人に襲撃されて閣僚ならびに副大統領もろとも壊滅するイメージでしたが、やはり近代的な指揮所はなんとなくかっこいいです。そういえばインデペンデンスデイは近々リメイクするそうですよ。地球へようこそ!(ガッ

ところで、主人公の友人で大学生のハッカーが出てくるのですが。

こういう人たちはいくら時が経っても服装変わらないですね。今これリメイクしたとしてもこの服装で違和感ないです。  


Posted by 智葉  at 01:40Comments(0)映画

2010年03月11日

たまにはちょっとつまらない映画でも

今までは比較的面白い映画をレビューしてきましたが、今回は趣向を変えて少々残念気味の映画を紹介します。


「エンドオブウォー」(原題BROTHER'S WAR)
日本未公開作品です。DVDの発売は200907/03なので比較的最近の映画。
いやもうパッケージを見ると如何にもスターリングラード的な映画のように思えるのですが、お断りしておくと市街戦はないです。話し的にはベルリン戦のちょっと前、「春の目覚め」作戦くらいのポーランド国境付近ようです。
ポーランド人が虐殺されるシーンとかがあるので、恐らくポーランド国内の話なんでしょうが手元の資料だと2月下旬にはドイツ軍はポーランドから追い出されてるんですよね。かろうじてケーニヒスベルクが残ってたくらいなので、そこら辺の話なのかなぁ……。Amazon的には緻密な調査に基づいた真実の物語(キリッ らしいですが。


あらすじ
慢性的な弾薬不足と兵員不足に悩む前線の中、ミューラー大尉は生き残るための戦いを続けていた。ある時偵察に出ていると、偶然ソ連軍による独立派ポーランド人の虐殺現場を目撃してしまう。そのまま隊に戻った大尉だが、しばらくしてソ連軍の捕虜になってしまう。ソ連軍は虐殺現場を目撃した兵士を血眼になって探していたのだ。
一方、ソ連にはイギリスから来た将校、アンドリュー少佐がいた。ソ連軍は少佐を露骨に厄介者扱いしていた。作戦の重要なところは教えてくれないのだ。ある時ソ連軍が少佐に隠れて何かをやっていることに気づき、ソ連兵の監視を逃れて森へと向かった。少佐がそこで見たものは、ソ連兵がドイツ製の武器を使ってポーランド人を銃殺している現場だった。少佐もやがてソ連に捕まり、投獄されてしまう。
同じ収容所に収監されたミューラー大尉とアンドリュー少佐は、ふとしたきっかけで共に収容所を脱走することに成功する。敵国同士ながらも、虐殺の真実を公にするため彼ら二人は米英軍への接近を試みる……。


アメリカ映画には珍しいドイツ視点です。イギリス将校とかもいますけど。設定は面白いのですが、それに映画を撮影する技術が追いついてないというか……。終始間延びした感じです。登場兵器も時代考証はそれなりにですがちゃんとしており、ドイツ兵もそれっぽいのですが。小火器は火薬使ってるみたいですが、他はCGなのがいけないのでしょうかね。そのCGもかなりお粗末なので余計です。


MGの持ち方もしゃんとしてるんですが……うーん。

ドイツ製兵器類は割とまとも。
  
末期戦お馴染みヘッツァーちゃんも出てきます。ヘッツァーちゃんは多分フィンランドのG-13だと思うのですが……当時のヘッツァーと比べても遜色のない出来です。流石に実車というわけではないでしょうが。
野砲はよくわからんですなぁ……。支持架とか妙に近代的なのが気になりますが。


総評としては可も不可もなくといった映画でしょうか。これ以下の映画なんて連合軍の補給物資並にあるので。まぁわざわざ観る価値はないでしょうな。
この映画レビューしようとして、この映画は特に面白いことないなぁと思ったのは秘密です。別のにすればよかった……。

そういえばついったーなるものを始めてみました。あんまり呟いてないですが、よければ見てやってください。  
タグ :映画独ソ戦


Posted by 智葉  at 13:22Comments(0)映画

2010年03月03日

第9地区試写会に行ってきました



ミリブロでも何度か紹介されていた「第9地区」を見てきました。しかしマスコミ関係者じゃないのにマスコミ試写会に参加できるのはいいのだろうか……。まぁタダで見れるし、文句はないんですが。つーかあれチェックザルじゃん……。あ、関係者にしか場所知らされないのかな。
何故書店に試写会のお知らせがまわったのかはわかりません。というかそのお知らせもタイムカードの下にあった紙に、こっそりと「第9地区」の文字があっただけなので、言われないとわかんないですわ……。副店長、教えてくれてありがとうございます。


そろそろ映画の話をしましょう。まだ公開していない映画なので(公開は4月1日)銃器以外はネタバレは避ける感じでいきます。
画像は配給会社から頂いたパンフレットとシール。シールでけぇ。バイト先のロッカーに貼っておこうかしら……。
パンフを読む限りでは、南アフリカ共和国のヨハネスブルグでロケをしたそうです。あの有名なヨハネスコピペの街で撮る時点でヤバイですな。監督のニール・ブロムカンプは10歳までヨハネスで暮らしていたそうで、その体験もフィードバックされているそうです。ちなみにニール氏は「HALO」のCMを手がけていたそうな。

あらすじ
突如ヨハネスブルグ上空に現れたUFO。その中には不衛生な状態で弱り果てたエイリアン達がひしめいていた。政府は当初彼らを手厚く保護。ヨハネスブルグに「第9地区」を建設、そこにエイリアン達を収容することとなった。
20年の時が経つに連れ、地元住民とエイリアンの軋轢は深まっていった。言葉も通じず、野蛮で不潔なエイリアン達と一般市民の間に折り合いがつくはずもなく、いつしかエイリアンは「エビ」という蔑称で呼ばれるようになっていく。第9地区ではやってきたナイジェリア人によって、異種売春や「キャットフード詐欺」が横行。ギャングと化していった。
その間にエイリアンの管理業務は民間会社のMNUに委託されるようになる。彼らと傭兵部隊によって、武力による治安回復が行われると思われたが、それは実現しなかった。
なんの進展もないまま、MNUはエイリアン達を新しい施設「第10地区」へと移行させることを決定。主人公であるヴィカスは、地区移転の総指揮を任せられることになる。
ヴィカスが第9地区の家々をまわり、退居勧告を行っていると、一際変わった住居を発見する。そこには大量の武器が隠されていた。本社からエイリアンの武器を回収するように命令されており、それらを探すため彼は住居を捜索し始める。すると、引き出しに金属容器に入れられた液体が隠されているのを発見する。が、彼は容器に入っていた液体を誤って頭から浴びてしまう。
家に帰ったヴィカスは昇進祝いのパーティで倒れ、病院に搬送されるのだが……。


なんか偉い人のレビューでは社会風刺がどうのこうの書いてますが、私は特にそういうところは突っ込まないようにします。ただ、この作品はリアルです。SFという題材を用いているのにも関わらずリアル。
「あぁ……。まぁこうなるだろうなぁ」ばっかりです。一般市民とエイリアンとの軋轢や、エイリアンを商売のタネにするような奴らが出てきたりと人間の欲丸出しのような感じ。管理する会社も利益のために非道なことを平気でするし、傭兵連中はエイリアンを銃殺して楽しんでいる始末ですしね。まぁそこらへんが社会風刺なのでしょうな。
作中で「キャットフード詐欺」なる言葉が出てきますが、何故かエイリアンは猫缶が大好きという設定。猫缶という単語のせいで頭の中でうたまる絵かき歌がループしてました。まったく雰囲気あわねぇ。

ミリブロ的には傭兵部隊の装備が気になるところでしょうが、なんかしょぼいというか……。全然タクティコーな感じはしません。CIRASとか着てるわけでもなし。銃器もバラバラでしたね。治安部隊の装備はF2000で統一されていましたが、傭兵部隊はガリルだのFALだのMINIMIだのと雑多な感じ。ナイジェリア人ギャング団はいつも通りのAKでした。
エイリアンの兵器は人間のDNAでは使えないという設定なので、傭兵とかはレーザー銃を使ったりはしません。ちなみにこの設定結構重要です。
コスプレは結構簡単そうな気がします。といってもあんまりカッコよくは描かれないので真似する人は少ないかも……。後半は挽肉になるために出てくるだけですし……。
カッコよくはないと言っても動きはちゃんとしてましたよ。バラック小屋が立ち並ぶ中での戦闘はBHDを彷彿とさせるものがあります。戦闘シーンも申し分ありません。


なんか文字だらけで読みにくいですね……。まぁともあれ見て損は無い映画です。ちょっとグロ描写が多いので女性と一緒に行かれるのは避けた方が賢明と思われますな。
うーん公開したらまた見に行こうかなぁ。  


Posted by 智葉  at 01:54Comments(0)映画

2010年03月01日

HOIⅢはソ連を制圧できる気がしない

畜生……またソ連ものだ……。私どんだけソ連好きなんだよ……。


今回紹介するのは「若き勇者達」(原題 RED DAWN)です。原題見れば分かりますが、第三次大戦モノ。ソ連軍がメキシコと連合してアメリカに宣戦布告し、ある田舎町にソ連軍部隊が降下、それによって日常を壊された青年達のレジスタンス活動を描く作品ですな。
邦題は原題に比べてかなり描写がマイルドですね……。まぁ国内事情?に配慮したんでしょうが、まぁ邦題の中でもそこそこの出来かと。でも戦争のはらわたは絶対に許さない。(サムペキンパーのドイツ側を描いた戦争映画。原題は鉄十字勲章といいます。なんで変えた)

あらすじ
国際的孤立を深めていたアメリカに対し、ついにソ連メキシコ連合はアメリカに宣戦布告、空挺部隊による奇襲攻撃を敢行する。
とある田舎町では、いつものように高校生達が学校で授業を受けていると、突如落下傘で大勢の兵士が降下してきた。アメリカ軍が間違って降下してきたのだと教師は兵士達に話しかける。が、彼らに返答は無く、代わりにかえってきたのは銃弾だった。教師を銃殺した彼らは学校に対して攻撃を始める。機銃掃射やRPGによる砲撃によって生徒たちは次々と殺されていく。
辛くも殺人集団から逃げ延びた主人公と数名は、主人公の父親から武器と食料を受け取り、事態が収束するまで山に潜むことに。
メキシコはテキサスを占領。ソ連軍もアラスカから部隊を送り込み、戦線は膠着状態に陥った。ソ連軍はアメリカに代わって街を統治し始める。武器の没収や矯正収容所を建設し、抵抗するものは容赦なく銃殺される……いわゆる恐怖政治を行い始めた。
一ヶ月後、主人公達は食料と情報を得るため街へと戻る。が、そこにはソ連軍に占領される街があっただけだった。主人公の父親は収容所に入れられており、父親からは早く街から出るよう警告をうけ早々に街を立ち去ることになる。
その後偵察に出かけた主人公は、収容所に入れられていた街の住人達が銃殺されるのを目撃する。その中には主人公の父親も混じっていた。彼らは悲しみを憎しみに変え、ソ連軍に対して武装闘争を行うことを決意したのであった……。


見終わって思ったのですが、これ冷戦版MW2じゃね?いや、むしろMW2が現代版レッドダウンなのか。まぁメキシコ軍が介入しないとかの違いはありますが
  

空挺兵の降下シーンとかもうMW2としか……。もしかしたらこれがモチーフなのかしらん?それはないか。


銃器は結構色々出てきます。レジスタンス映画なのでアメリカ武器は少なめですが。そういえばストレラ対空ミサイルもあったけど画像とってないな……。
      

東側の銃器は大概出てきます。というかレッドアフガンのやっつけデグチャレフまた出たよ!戦車もあるしRPKもあるのになんでないんですかねぇ……。疑問ですわ。あ、あとこの映画に出てくるRPGはすごくリアルです。ちょっと遅れてブースターに点火するところとか。
一般兵はAK47を使っていて、最初に降下してくる空挺兵と山岳兵はAK74を使っているのが興味深いです。映画だと混同されて使われていることも多いのですが、この辺がきっちりしてると気持ちがいいですね。
あと使っていたのがFAL。これはMW2でも使われてましたね。ソ連軍はどこでFALなんか手に入れたんでしょうか……。いやまぁFAL自体はどこにでもあり銃ですけど、わざわざ規格が違う弾を使用するのには疑問を感じます。誰か知らないですかね、この話の真相。


兵器も色々出てきます。といっても大半がスクラップ状態で出てくるのですが……。
   

シルカフォージャーがいる!!!いやぁ自走対空機関砲フェチ及びエリア88ファンの私としては大興奮ですよ、ええ。ちなみに一番好きなのは試製対空戦車ソキ。ワールドアドバンスド大戦略(SEGA版)の沖縄戦をやったことある人くらいしかしらない気がしますが。
アメ公の戦車はどうでもいいですが、ハインドが……しかし冷戦真っ只中の時代にこれだけ出来ればすごいですよ、ええ。フォージャーとか完成度がヤバイ。F104とか言うな!
訂正 ハインドは初期のA型はこんなんらしいんですね……しらんかった。

この映画のすごいところが冷戦真っ只中の時に作ったってとこですかね、やっぱり。フォージャーの例もありますが、装備の考証も分かる限りといった感じです。
 

でも流石にこんなのは無いと思いますよ……。あぁ、でもWW2の日本軍と一緒かな。鬼畜米英とか言ってたし。交流が無いと勘違いや誤解が増幅されていって怖いですな。

しかしアメリカってすごい国ですね。
 

ガソリンスタンドに兵器で銃が置いてあります。お前らどんだけ銃が好きなんだよ……。あと一介の高校生全員がヨルムンガンドのヨナ坊クラスの戦闘力を持っているのはどうかと思います。お前ら兵器の扱い方をどこで……あぁ、説明書でも読んだんですねコマンドー的に考えて。
でも実際アメリカに戦争ふっかけたら余裕でこのくらいしてきそうなイメージがあります。ハーツオブアイアンでもやたらパルチザン沸くし。


ともあれかなりのオススメ映画です、一見の価値はありますよー。アマゾンでも兼価版が1000円で売ってるので、サクっと買うなりレンタルしてみてください。  


Posted by 智葉  at 01:24Comments(4)映画

2010年02月09日

ふと思ったけどソ連ネタ多いな……

更新頻度が高いのは暇だからです。サバゲ行きたい……。

今回紹介するのは「タイム・ジャンパー」(原題 BACK IN TIME)。ロシアの映画ですね。
どこかで聞いたことのある題名?そうです、一時期CMバンバン打ってた「ジャンパー」という映画のパクリです。(といっても名前とジャケットだけ)ジャケット絵を比べるとよくわかります。ちょっと小さいですが

よく苦情が来ないなと関心します。
後述しますが、タイムの方の画像は突っ込みどころ満載です。日本で発売するにあたって、勝手にジャケット画像をでっち上げたという話を聞きました。映画にこんなシーン出てこないしね!というか中央の主人公はこんな服着てねぇよ!
いや、日本未公開の上にロシア映画なので知名度が低いから……ってのは分かるんですが、流石に映画の内容に関係ないジャケットはどうかと……今まで見た中で一番ひどいジャケットですね、これは。私が見た映画の中で次に酷かったといえばフランドルでしょうか……。あれは内容も酷かったですが。

ジャケット絵に突っ込みをいれましょう。賢明な読者の方はお気づきかと思いますが、戦車がM4A1E8になってます。ロシア映画ですよね?まぁ戦車はバルジ大作戦の例もありますしいいとしましょう。でもよく見ると戦車の上にUH-1がいます。1942年だよね……?この世界のソ連はチートコード使ってヘリコプター騎兵を開発したのでしょうか。ハーツオブアイアンもびっくりです。

ちなみにCM打ったりしてかなり宣伝していた本家ジャンパーの方は、タイムジャンパーよりも酷い出来でした。もう監督には少し、頭冷やそうか……?としか言いようが……。いや、CGとかはすごいんですよ?でもラストとかも何も解決してないよね?って印象しかないので。
実はジャンパーはタイムジャンパーと間違えて借りてしまい、ツタヤからDVDが届いた時は、思わず「やべぇ!ジャンパーの方借りちゃった!」って言ってしまいました。本当はかなり後回しにする予定だったんですよ、観るの。

まぁジャンパーはさて置いて、タイムジャンパーの話を。

あらすじ
ロシアで第二次世界大戦時の遺品(主に勲章等)を発掘し、歴史に詳しい主人公とその仲間三人は闇でそれらを売りさばいていた。ある時、発掘をしているとソ連軍の壕を掘り当てる。そこには4人の兵士と看護婦の遺体が横たわっていた。金目のモノも見つかり、酒で祝っていた彼らの前に一人の老婆が現れる。老婆は、遺体を埋葬しているなら自分の息子を探して欲しいと願いでる。主人公達は盗掘しているのがバレないようにそれを了解する。
見つけた貴重品箱を開けると、そこには主人公達の写真付きの軍隊手帳が保管されていた。主人公はこれは出店で買ったウォッカにメチルアルコールが混ざっていて、自分たちは幻覚を見ているのだと結論づけ、老婆の話にあった湖へ眠気覚ましに飛び込むことに。しばらく潜っていると、突然何者かから銃撃を受け始める。絶え間なく続く爆発と銃撃に驚いた彼らが湖から出ると、そこは1942年の世界だった。

最初に言わせてもらえば、この映画は佳作の部類に入ると思います。まぁプライベートライアンとは比べるべくもないですが、戦争映画としては出来はいいです。シナリオも、若干の伏線回収し忘れを除いて違和感の無い出来ですし、この映画は結構予算があったのか小道具等も充実してました。ロシア映画特有の牧歌的印象も薄く、アメリカ映画のようなテンポで進行していくのも高評価です。ロシアの戦争映画というと食料を他の部隊から盗んだり、後ろから督戦隊に撃たれたりするのが多いのですが……。

特に言うとすれば

塹壕描写が上手いですね。捕虜大隊シュトラフバットもこれくらいして欲しいです。右はまさにソ連といった感じ。お馴染み政治将校ですが、映画や漫画などでは空気を読まない凝り固まったオツムの困ったちゃん扱いされて戦闘中に後ろから撃たれたりとか描かれることが多いです。実際には兵に好かれる人も多かったらしいです。この映画も特に嫌われているような描写はありませんでした。

兵器類もお馴染みのものが出てきます。


PTRDが出ているのが興味深いです。映画ではほとんど見たことないですね。マキシム機関銃はよく味方を撃ってたりしますが……。
時代設定は1942年3月辺りらしいので、ちょうどブラウ作戦や第二次ハリコフ戦が行われている頃。まだまだドイツ軍が勝ち戦の時ですね(といっても7月にはスターリングラード戦が始まります)。この時期ソ連は手空きの水兵を地上戦に転用したりしてたくらいなので、相当キツイところ。よく主人公達生きてられたな……。

戦車も出てきますよー


Ⅳ号戦車?は残念な感じですがT-34それなり。転輪も砲塔も変なので何かの車両の改造かと思われます。野砲についても砲架は本物だと思うのですが……。砲身がでっちあげなので詳しいことは分からないです。

気になったところと言えば、戦車が歩兵を支援するために、正面に出て行くというシーンがあるのですが

塹壕に味方がいるのに上を通ります。あぶねぇぇ。おおらかにも程があるだろ……。
あと、ロシア映画を数本見て思ったのですが、全ての作品にすべからくウォッカが出てくるのには驚きました。お前らどんだけ酒が好きなんだよと。やはりお国柄なんでしょうか……。


しかし段々映画批評するだけのブログになりつつあります……。早くサイト届かないかなぁ。  


Posted by 智葉  at 01:04Comments(2)映画

2010年02月06日

画像キャプチャが一番疲れる

MBUS届かねぇ。もう注文して一ヶ月経つんですが……。おかしいなぁ……どうしちゃったのかな……。

今回の映画はウィンター・ウォー~厳寒の攻防戦~というもの。フィンランドの映画です。
画像はAmazonから拝借。


WW2に突入する前の冬戦争における話ですね。冬戦争の説明は長い上に解説するほど詳しくないので省きます。
映画としては、前半は招集される兵の話が入り、4分の1程時間が進んだところでソ連との戦闘となります。その後はずっと戦い通し。まぁ一応麻痺していく感覚や、主人公が周りの状況に対して客観的になっていったりしますが、そんな些細なことは気にならない程度に赤軍が攻めてくるので情緒もへったくれもありません。

こんなシーンばっか



フィンランド映画としては史上最大のスケールだそうで、確かにエキストラや爆薬の量も半端じゃなく

ジョン・ウーも真っ青な火薬の量です。これ役者さんは怖かったでしょうね……。

小道具のみならず、色々な兵器が実機(恐らく)で出てきます。


T-26とかI-16とかは実機に見えます。ソ連製の兵器は長持ちですねー。どっかの沼で引き上げられたT-34は燃料入れたらエンジン動いたらしいですし。

小道具である銃器にも抜かりはありません。後半になるにつれて、まるでFPSのように武装が強化されていくのも面白いです。


スオミ短機関銃やSVT-40等、後半は敵から奪った銃が中心になっていくので強化されていくというわけです。
SVT-40はセミオートの筈なのですが……劇中では撃つたびにコッキングしていました。どういうことなんでしょうかね。

もちろん対戦車火器は

火炎瓶と


丸太

どっかの島国の軍隊と武装が同じですね。時代が違う分こっちのほうがマシか……。最初の方は速射砲とか出てきたんだよ!ほんとだよ!

あとは露骨にソ連兵が増えていったり
  Before     →     After


ロシアでは兵隊は畑で取れるそうなのでこれくらいなんともないですね。畜生……空気までイワン臭くなりやが(ry

散々ネタ扱いしましたが、とってもいい映画です。末期戦好きの人はたまらんのではないでしょうか。なんせこの映画は最初から末期ですから。
ちなみに継続戦争の映画もあるそうです。「Tali-Ihantala 1944」という題名ですが、まだ日本には入ってきてないそうですね。ニコニコで見れるそうですが。この映画は素晴らしい三突無双映画に仕上がっているらしいので、DVDで早く見てみたいですわ……。  


Posted by 智葉  at 16:07Comments(0)映画

2010年02月04日

映画タグつけてるのに映画ネタがないのは寂しい

ネタが無いなら映画の話しをすればいいじゃない!
ということで今回紹介するのは



「レッドアフガン」(原題 THE BEAST)

舞台はアフガンのアメリカ映画。出てくるのはソ連兵ということですが、全員英語をしゃべります。まぁロシア語でやられても英語でもどっちにしろ理解できないのでどうでもいいですが……。戦争映画なので雰囲気がちょっと違って見えてしまいますね。

あらすじ
アフガン人であるタジャは、出かけていた隙にソ連に自分の村を襲撃され、自身の肉親でもある族長を殺され村は壊滅状態にされてしまった。ソ連兵の置き土産のRPGを手に入れた彼は、過激派であるムスタファとともに村を破壊したソ連戦車に復讐するため、執拗に戦車を追い続けていた。
一方ソ連戦車兵である主人公コベチェンコ(インテリ風)は戦争に疑問を持ち始めていた。村の族長を残虐な方法で処刑したことや、仲間であるはずのアフガン兵を戦車長が裏切り者として銃殺するのを見て、時間が経つにつれて悪化する状況の中、戦車長に「これまでの虐殺行為を日誌に記録する」と、反抗の意志を明確に示す。しかし、それを裏切りと取った戦車長に頭に手榴弾をつけられたまま岩に貼付けにされて放置されてしまう。
そこへ現れたのがタジャ。コベチェンコは、アフガン兵に教わった現地に伝わる名誉ある規律パシュトンアリの一つ、「懇願されたらどんな相手であれ許さなければならない」という意味の言葉「ナナワテ」を唱える。タジャはそれを聞いてコベチェンコを助けることにする。洞窟の中で故障していたRPGを直したコベチェンコは、自分を置き去りにした戦車長に復讐するため自身も戦車の襲撃に加わる……。


この映画の見所は、なんといってもT-55が画面を動き回り戦車砲を撃ちまくることでしょう。

 

アングルも絶妙です。後は



全周攻撃をしたり、不発弾を処理したりなど……。戦車オタなら狂気すること満載な映画です。

これに出てくる戦車は、恐らくイスラエルで改修を受けた型かと思われます。私はあんまり戦車に詳しくないので……このサイトが詳しいのでそちらを参照ください。


まぁ一つ残念なのが


車載機銃が超やっつけM2なことでしょうか……。対空照準器とかつけてそれっぽくしてはあるんですが、うーむ。ブラックホークダウンでもデグチャレフは出てこなかったですよね。
ほんとうはこれがついてます。DShK38ですね。放熱フィンが垢抜けない感じでカッコいいです。


個人的には


こんな撃ち方でも発射できるソ連兵器スゲー。左なんか片手ですよ奥さん。


あとこの映画では「ナナワテ」という魔法の呪文が出てきます。


サバゲでロシア系装備の人に撃たれそうになったら叫んでみましょう。案外許してくれるかもしれません。まぁこのネタが通じる人は少なそうですが……。  


Posted by 智葉  at 14:39Comments(3)映画