2010年03月11日

たまにはちょっとつまらない映画でも

今までは比較的面白い映画をレビューしてきましたが、今回は趣向を変えて少々残念気味の映画を紹介します。

たまにはちょっとつまらない映画でも

「エンドオブウォー」(原題BROTHER'S WAR)
日本未公開作品です。DVDの発売は200907/03なので比較的最近の映画。
いやもうパッケージを見ると如何にもスターリングラード的な映画のように思えるのですが、お断りしておくと市街戦はないです。話し的にはベルリン戦のちょっと前、「春の目覚め」作戦くらいのポーランド国境付近ようです。
ポーランド人が虐殺されるシーンとかがあるので、恐らくポーランド国内の話なんでしょうが手元の資料だと2月下旬にはドイツ軍はポーランドから追い出されてるんですよね。かろうじてケーニヒスベルクが残ってたくらいなので、そこら辺の話なのかなぁ……。Amazon的には緻密な調査に基づいた真実の物語(キリッ らしいですが。


あらすじ
慢性的な弾薬不足と兵員不足に悩む前線の中、ミューラー大尉は生き残るための戦いを続けていた。ある時偵察に出ていると、偶然ソ連軍による独立派ポーランド人の虐殺現場を目撃してしまう。そのまま隊に戻った大尉だが、しばらくしてソ連軍の捕虜になってしまう。ソ連軍は虐殺現場を目撃した兵士を血眼になって探していたのだ。
一方、ソ連にはイギリスから来た将校、アンドリュー少佐がいた。ソ連軍は少佐を露骨に厄介者扱いしていた。作戦の重要なところは教えてくれないのだ。ある時ソ連軍が少佐に隠れて何かをやっていることに気づき、ソ連兵の監視を逃れて森へと向かった。少佐がそこで見たものは、ソ連兵がドイツ製の武器を使ってポーランド人を銃殺している現場だった。少佐もやがてソ連に捕まり、投獄されてしまう。
同じ収容所に収監されたミューラー大尉とアンドリュー少佐は、ふとしたきっかけで共に収容所を脱走することに成功する。敵国同士ながらも、虐殺の真実を公にするため彼ら二人は米英軍への接近を試みる……。


アメリカ映画には珍しいドイツ視点です。イギリス将校とかもいますけど。設定は面白いのですが、それに映画を撮影する技術が追いついてないというか……。終始間延びした感じです。登場兵器も時代考証はそれなりにですがちゃんとしており、ドイツ兵もそれっぽいのですが。小火器は火薬使ってるみたいですが、他はCGなのがいけないのでしょうかね。そのCGもかなりお粗末なので余計です。

たまにはちょっとつまらない映画でも
MGの持ち方もしゃんとしてるんですが……うーん。

ドイツ製兵器類は割とまとも。
たまにはちょっとつまらない映画でも たまにはちょっとつまらない映画でも たまにはちょっとつまらない映画でも
末期戦お馴染みヘッツァーちゃんも出てきます。ヘッツァーちゃんは多分フィンランドのG-13だと思うのですが……当時のヘッツァーと比べても遜色のない出来です。流石に実車というわけではないでしょうが。
野砲はよくわからんですなぁ……。支持架とか妙に近代的なのが気になりますが。


総評としては可も不可もなくといった映画でしょうか。これ以下の映画なんて連合軍の補給物資並にあるので。まぁわざわざ観る価値はないでしょうな。
この映画レビューしようとして、この映画は特に面白いことないなぁと思ったのは秘密です。別のにすればよかった……。

そういえばついったーなるものを始めてみました。あんまり呟いてないですが、よければ見てやってください。




タグ :映画独ソ戦

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Posted by 智葉  at 13:22 │Comments(0)映画

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