2010年03月01日

HOIⅢはソ連を制圧できる気がしない

畜生……またソ連ものだ……。私どんだけソ連好きなんだよ……。

HOIⅢはソ連を制圧できる気がしない

今回紹介するのは「若き勇者達」(原題 RED DAWN)です。原題見れば分かりますが、第三次大戦モノ。ソ連軍がメキシコと連合してアメリカに宣戦布告し、ある田舎町にソ連軍部隊が降下、それによって日常を壊された青年達のレジスタンス活動を描く作品ですな。
邦題は原題に比べてかなり描写がマイルドですね……。まぁ国内事情?に配慮したんでしょうが、まぁ邦題の中でもそこそこの出来かと。でも戦争のはらわたは絶対に許さない。(サムペキンパーのドイツ側を描いた戦争映画。原題は鉄十字勲章といいます。なんで変えた)

あらすじ
国際的孤立を深めていたアメリカに対し、ついにソ連メキシコ連合はアメリカに宣戦布告、空挺部隊による奇襲攻撃を敢行する。
とある田舎町では、いつものように高校生達が学校で授業を受けていると、突如落下傘で大勢の兵士が降下してきた。アメリカ軍が間違って降下してきたのだと教師は兵士達に話しかける。が、彼らに返答は無く、代わりにかえってきたのは銃弾だった。教師を銃殺した彼らは学校に対して攻撃を始める。機銃掃射やRPGによる砲撃によって生徒たちは次々と殺されていく。
辛くも殺人集団から逃げ延びた主人公と数名は、主人公の父親から武器と食料を受け取り、事態が収束するまで山に潜むことに。
メキシコはテキサスを占領。ソ連軍もアラスカから部隊を送り込み、戦線は膠着状態に陥った。ソ連軍はアメリカに代わって街を統治し始める。武器の没収や矯正収容所を建設し、抵抗するものは容赦なく銃殺される……いわゆる恐怖政治を行い始めた。
一ヶ月後、主人公達は食料と情報を得るため街へと戻る。が、そこにはソ連軍に占領される街があっただけだった。主人公の父親は収容所に入れられており、父親からは早く街から出るよう警告をうけ早々に街を立ち去ることになる。
その後偵察に出かけた主人公は、収容所に入れられていた街の住人達が銃殺されるのを目撃する。その中には主人公の父親も混じっていた。彼らは悲しみを憎しみに変え、ソ連軍に対して武装闘争を行うことを決意したのであった……。


見終わって思ったのですが、これ冷戦版MW2じゃね?いや、むしろMW2が現代版レッドダウンなのか。まぁメキシコ軍が介入しないとかの違いはありますが
HOIⅢはソ連を制圧できる気がしない  HOIⅢはソ連を制圧できる気がしない

空挺兵の降下シーンとかもうMW2としか……。もしかしたらこれがモチーフなのかしらん?それはないか。


銃器は結構色々出てきます。レジスタンス映画なのでアメリカ武器は少なめですが。そういえばストレラ対空ミサイルもあったけど画像とってないな……。
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東側の銃器は大概出てきます。というかレッドアフガンのやっつけデグチャレフまた出たよ!戦車もあるしRPKもあるのになんでないんですかねぇ……。疑問ですわ。あ、あとこの映画に出てくるRPGはすごくリアルです。ちょっと遅れてブースターに点火するところとか。
一般兵はAK47を使っていて、最初に降下してくる空挺兵と山岳兵はAK74を使っているのが興味深いです。映画だと混同されて使われていることも多いのですが、この辺がきっちりしてると気持ちがいいですね。
あと使っていたのがFAL。これはMW2でも使われてましたね。ソ連軍はどこでFALなんか手に入れたんでしょうか……。いやまぁFAL自体はどこにでもあり銃ですけど、わざわざ規格が違う弾を使用するのには疑問を感じます。誰か知らないですかね、この話の真相。


兵器も色々出てきます。といっても大半がスクラップ状態で出てくるのですが……。
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シルカフォージャーがいる!!!いやぁ自走対空機関砲フェチ及びエリア88ファンの私としては大興奮ですよ、ええ。ちなみに一番好きなのは試製対空戦車ソキ。ワールドアドバンスド大戦略(SEGA版)の沖縄戦をやったことある人くらいしかしらない気がしますが。
アメ公の戦車はどうでもいいですが、ハインドが……しかし冷戦真っ只中の時代にこれだけ出来ればすごいですよ、ええ。フォージャーとか完成度がヤバイ。F104とか言うな!
訂正 ハインドは初期のA型はこんなんらしいんですね……しらんかった。

この映画のすごいところが冷戦真っ只中の時に作ったってとこですかね、やっぱり。フォージャーの例もありますが、装備の考証も分かる限りといった感じです。
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でも流石にこんなのは無いと思いますよ……。あぁ、でもWW2の日本軍と一緒かな。鬼畜米英とか言ってたし。交流が無いと勘違いや誤解が増幅されていって怖いですな。

しかしアメリカってすごい国ですね。
HOIⅢはソ連を制圧できる気がしない 

ガソリンスタンドに兵器で銃が置いてあります。お前らどんだけ銃が好きなんだよ……。あと一介の高校生全員がヨルムンガンドのヨナ坊クラスの戦闘力を持っているのはどうかと思います。お前ら兵器の扱い方をどこで……あぁ、説明書でも読んだんですねコマンドー的に考えて。
でも実際アメリカに戦争ふっかけたら余裕でこのくらいしてきそうなイメージがあります。ハーツオブアイアンでもやたらパルチザン沸くし。


ともあれかなりのオススメ映画です、一見の価値はありますよー。アマゾンでも兼価版が1000円で売ってるので、サクっと買うなりレンタルしてみてください。





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Posted by 智葉  at 01:24 │Comments(4)映画

この記事へのコメント
はじめまして。
原題は「RED DOWN」では無くて「RED DAWN」ですよ。
私もロードショーで観た時は勘違いしておりましたが。

細かい所は別として、少年達の心理描写とアメリカ人がゲリラ戦を仕掛けるという設定、ハッピーエンドじゃない所が私の評価する所です。
大好きで、DVDが出て速攻で買いました。

何かリメイク版も作られるようなので、失敗しない事を祈りますが・・・
Posted by Old ForesterOld Forester at 2010年03月01日 01:47
>Old Forester
うわほんとだ修正しておきます。ご指摘ありがとうございます。

惜しむべきは二時間という尺の都合上、メンバーが説明もなくサックリ死んでしまうことでしょうか……。おかげで「あれ?なんか減ってる?」みたいな感じに。

リメイク版はどうなんですかね……。それこそMW2みたいにウイスキーホテルで戦闘とか……ゴクリ
Posted by 智葉智葉 at 2010年03月01日 10:47
>「地獄のはらわたは絶対に許さない。」
「戦争のはらわた」ですよね?
おれは悪くない邦題だと思うんだけどな・・・
Posted by PP at 2010年03月01日 11:36
>PPさん
ちょっと最近「〇〇のはらわた」系の映画見てたので混ざりましたね……。ご指摘ありがとうございます。

なんか死霊のはらわたとかと一緒にされてるような気がしてどうもダメですわ。題名ですぐ内容を連想できないというか……。嫌いというより損をしてるって感じでしょうか
Posted by 智葉智葉 at 2010年03月01日 22:38
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